農業死亡事故は日本で年間約400名で推移しています。そのうち，農業機械の死亡事故が300名とかなり多くを占めます。ピクトさんにはもっと活躍していただき死亡事故や人身事故を減らしたいですね。

　昔の農機具を探してもピクトさんはいません。機械の取り扱いやメンテナンス方法，ビーバーの絵で点検整備を促すシールはあります。PL法が施行されてメーカの責任が問われるようになってから爆発的に増えたようです。

階級は３段階。危険ピクトさん（赤），警告ピクトさん（オレンジ），注意ピクトさん（黄色）です。農業機械に限らず機械分野では共通の項目だと思われます。

「危険ピクトさん」
　重大な人身事故もしくは死亡事故に至る切迫した危険が存在していることを示します。
メッセージには，危険内容とその危険を回避するための予防措置が記載されています。

「警告ピクトさん」
　重大な人身事故もしくは死亡事故に至る可能性のある危険が存在していることを示します。メッセージには，危険内容とその危険を回避するための予防措置が記載されています。

「注意ピクトさん」
　人身事故もしくは製品の重大な破損に至る可能性にある危険が存在していることを示します。メッセージには，危険内容とその危険を回避するための予防措置が記載されています。

この違いわかりますか？？？？？？
頭のいい人が一生懸命考えた違いです。危険と警告の違いは，よく読まないとわかりません。 「切迫した危険」と 「可能性のある危険 」
よくわかりにくいので，「事故が起きたら死にます」， 「事故で死ぬかも」 「けがするぞ」ぐらいにししたらどうでしょうか。
　また同じ図柄のピクトさんであっても階級が異なる場合があります。