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さとうきび生産
鹿児島県
種子島〜与論島 |
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サトウキビの収穫後の管理作業 |
■ケーンハーベスタで収穫
ケーンハーベスタで収穫すると,サトウキビの葉(梢頭部:読みしょうとうぶ)や枯葉(ハカマ)が風選ファンから畑のなかに吹き出されます。そのまま葉が積もったままにしておくと,地温が上がらず芽の出が悪くなります。枯葉を焼いたりしていましたが,それではせっかくある有機物の有効利用になりません。そこで,ハーベスタ収穫後の忙しい時期にすぐ管理できるような機械を開発していました。今回平成15年度に最新型が出来たので,それとあわせて紹介します。
■収穫後の管理
収穫後根を切り脇の土を反転することで,根に光と酸素を供給し発芽を促します。しかし,サトウキビは頂芽優勢のため先に出ていた細いキビに邪魔をされ発芽率があがりません。そのためにサトウキビを切りそろえてやる必要があります。
■サトウキビ株出管理一行程機(徳之島支場試作機)
株を切りそろえ,根切り排土し,肥料,除草剤の散布が一回で出来る機械を試作しました。今まで別行程で行っていた株揃え,根切り排土を合体させることで時間の短縮になります。
ハカマ(枯葉)が積もった畑がきれいになっていきます。ハカマは全て土の中に埋められ土づくりのためにもなります。
畑に積もった枯葉を埋めて,株を揃え,根を切り土をどかすため次の芽がでやすい環境を整えます。
■そのほかのサトウキビの機械