徳之島探検隊
寝姿山から天城岳縦走
   

 平成17年1月22日、ずっと天気が悪かったのにこの日ばかりは晴れ。天城町寝姿山から徳之島町天城岳までの縦走を行いました。徳之島の北を東から西へほぼ貫く行程です。
朝早くから夕方までのコース。隊長は事前にコースの下見,下草払い,コースマークを付けるなど準備を行ったそうです。
 探検隊参加者は、瀬川隊長以下、新規探検隊員も含め8名でした。

■朝7時に徳之島合庁に集合
 
まだ暗い 合庁駐車場 隊長登場
竹之下隊員は,えなりかずき似の好青年。
途中で待っていた,松本隊員夫婦と合流し下山口に1台車を停め,登山口に行きました。

■登山開始9時10分


今日の行程説明 景色は最高です
まずは,寝姿山の鼻の上にある祠にお参り。今日の無事を祈願します


ヨナマビーチ方向


下りてきて本来のコースに 串崎隊員 興奮して眠れなかった竹之下隊員
串崎隊員は,大の釣り好きだがこの日は,釣りを休んで探検隊に参加。


徳之島の自然を満喫 サツマサンキライの花 ハマビワ
ヒメユズリハ シラタマカズラ


木のこぶ クチナシの実 木に着生,カシノキラン

まずらしい植物や徳之島にしか生えていない植物があります。植物に詳しい人も,そうでない人も楽しい登山です。
休憩を取りながらゆっくり登りました。

松本隊員夫婦も元気 密林状態の道
ハブを怖がっていた松本夫人でした。


しりとりしたり,写真を撮りながら進む,玉利隊員,串崎隊員,竹之下隊員,黒木隊員
誰からともなく上記4人で,しりとりをはじめました。しかし山登りで酸素が脳に回らないと言ったこともあり,ルールもめちゃくちゃ。朝始まったしりとりは,夕方下山するまで続きました。
「ラクダ」→「団地妻」→「真昼の情事」こんな感じ。


キイレツチトリモチ
こねると鳥もちになるらしいです。鹿児島県の喜入で発見されたのでこの名が付いたそうです。

休憩中 珍しい植物がいっぱい 藪の中をかき分けて



シマオオタニワタリ
きのこの一種 シマオオタニワタリ



リュウキュウマメズタ ヤリホノクリハラン 瀬川隊長


地図で場所確認

■お昼ご飯
ツワブキ 鉄塔下で昼飯
鉄塔の下でお昼ご飯になりました。寝姿山のすごいところに突き刺さっている鉄塔です。近くで見るとすごく大きい施設でした。ここまでは,車で来ることが出来ます。下の駐車場はすごく広いです。
ぽかぽかした日でしたが,ご飯食べたら寒くなりました
ご飯も食べて出発。

登りがきつかったのでちょっと行って休憩


ホウキタケの一種



オオタニワタリ 玉利隊員 リュウキュウマメズタ
オオタニワタリは,胞子のうが葉のふちまで伸びています。
キノコ 胞子のう


ノシラン オオタニワタリ トクノシマテンナンショウ
トクノシマスゲ
トクノシマスゲは天城岳山頂付近でしか見ることの出来ない非常に珍しい植物です



■天城岳山頂到着
天城岳山頂に到着


天城岳から見下ろす山の風景


記念写真を撮影


山頂に生えているミカンの木




タンカンの木 タンカン
タンカンの木 タンカンを食べる
天城岳山頂から少し下ったところに祠があり,その裏にタンカンの木がありました。
食べてみるとうまい。ほとんどが鳥により穴をあけられていました。



ヘソミカン(マークニン) 木登りトカゲ
木登りトカゲは,葉に乗せると緑色になり,カメレオンのような美しいトカゲになります。
小学生には人気のトカゲです。



もう少し 最終地点に到着 山(さん?)にかねがなる


松村隊員がお茶の差し入れ みんな疲れました
松村隊員も参加予定でしたが,インフルエンザにやられ参加できませんでした。
参加した隊員のために,下山口で待っていて,お茶の差し入れをしていただきました。
到着は5時前でした。1日お疲れさまでした。

下山後

先端が松本隊員宅 松本隊員の家のビーチ(私有地です)
隊長が登山口に車を取りに行っている間,松本隊員宅で休憩


流れてきた浮き球 拾いました
プライベートビーチに流れ着いた浮き球。ひびもなく完全な物でした。



アテモヤ
松本隊員が生産しているアテモヤをごちそうになりました。森のアイスクリームと呼ばれているアテモヤは,甘く上品な味がしました。アテモヤやパイン,タンカンが買いたい方は松本さんのHPから購入することが出来ます。
松本果樹園のホームページ

今回の縦走では,1年ぶりに登山靴を履いたため足が痛かった。やはり道具も愛してあげないと答えてはくれません。すまん登山靴。事前に準備していただいた瀬川隊長ありがとうございました。隊員も十分山を満喫できました。
徳之島の山には,珍しい植物や動物が,まだまだあるようです。
今回自分は,前の晩から興奮して眠れませんでした。(竹之下隊員と同じ)。下山口までは少しおかしいなと思うぐらいでしたが,その後体調が急激に悪くなり,くらくらしていました。下山までもって本当によかったです。
体調管理と,体力維持に気を付けねばいけません。

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