徳之島探検隊
鍾乳洞探検富洞 富洞
平成17年3月20日、瀬川隊長が今年の定期異動で移動が決定いたしました。そのために探検隊の活動では最後の瀬川隊長の探検になりました。
夜は,探検隊の送別会も控えているため,「軽く鍾乳洞探検に行きましよう」との瀬川隊長の言葉を受けて7名の隊員が参加しました。さて今回もどうなるのでしょうか?
麦穂峰の近くにある,富洞と呼ばれる鍾乳洞です。2個の鍾乳洞があり右は簡単な富エーと左は少し狭い富洞です。今回は恐怖の富洞・・・・
■簡単な富エーをすませて続いて富洞
狭い入り口の富洞 | まずは隊長 | めちゃくちゃ狭いぞ・・・ |
またしても,だまされた・・・・。ヘルメットを被った頭では,顔をあげることさえも出来ない狭さです。 しかも,狭い部分が長い。 目手久水原洞で狭いところは経験済みだったため,狭いところも余裕と思っていたのが間違いでした。 狭いよ,暗いよ,怖いよの入り口でした。隊長の説明では狭いところは長さ50cmぐらいとのことでしたが 実際は1.5mぐらいでした。 |
■入り口付近
中から撮影 | 狭いところを抜けて笑顔 | 必死でした |
狭い狭い | みんな大変です | 入ったり出たりしながら |
終わった人は余裕 |
ギザギザの鍾乳石 |
美しい天井 | 鍾乳石 | 見て回ります |
ストロー | 糸状菌の付いた鍾乳石 |
■最後の地点
奥に進みます | ほこりっぽい鍾乳洞でした | さらに奥へ |
狭いところの先に何があるのか見に行く隊長 | コウモリ襲来 | |
小さくてかわいいコウモリ | コウモリの糞 |
行き止まりまで来ました |
■さらに奥
奥は細くてどろどろの道を通りました |
そこには大きな石柱がありました |
大きなホールになっていました |
大きな鍾乳石です |
最後は小さな穴になっていました | これ以上は進むことが出来ません |
穴が空いた形状 | |
汚れないはずが,もうどろどろです | 転んで笑う松本隊員 |
長さを測る隊長 | 他では見られないギザギザ |
■再び入り口の狭い穴くぐり
石に閉じこめられた孫悟空 | 外から撮影 |
もうすこしーーー | 助けてー,抜けなイー |
必死なその姿は,井戸から出てくる貞子です。 |
隊長にだまされてどろどろになっても探検は楽しい。みんな笑顔です。 |
みんな苦しみながら脱出 |
最後は隊長。出てくるのは早い |
少し暗くなった森を抜けます |
車に乗れないぐらいどろどろになったため歩いて帰りました。 | ||
村田隊員手作りのコーヒーとチーズケーキで,反省会。 |
記念撮影 | どろどろになった松本隊員の靴 |
鍾乳洞富エーは,物足りないぐらいの鍾乳洞でしたが,「最後の探検はこのくらいでいいでしょう」と思っていた自分が間違いでした。瀬川隊長の探検が,無事で終わるはずがありません。
入り口の狭さには,本当に参りました。しかも今回は出るときも,そこをくぐらなくてはならない行程でした。
出るときは,足が吊って死ぬ者狂いで穴から出ました。そのときビリビリと聞こえてきましたが,どうしようもなく,はうようにして出ました。お気に入りの赤いつなぎの尻はバックり破れていました。
かつて体験した鍾乳洞の中で一番は入りにくく,出にくい鍾乳洞でした。
富洞にはギザギザの鍾乳石や,糸状菌に囲まれた鍾乳石など徳之島でも珍しい洞でした。一番奥のホールの大きさや石柱の大きさも群を抜いています。
なかなか魅力的な鍾乳洞でした。
今回は瀬川隊長のお別れ探検でした。瀬川隊長の「簡単,すぐそこ,大丈夫」がそうだった試しがありません。落ちたら死ぬような断崖を登らされたり,ハブに遭遇したり,胸まで水没して歩く鍾乳洞を探検したりとこれまでいくつもの困難と闘ってきました。そんな瀬川隊長も移動で徳之島を離れます。これからもお元気で。
徳之島トップへもどる |