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■プロジェクトX 農業機械の開発にかける男たち |
「プロジェクトX」は、熱い情熱を抱き、使命感に燃えて、鹿児島県農業試験場徳之島支場作物研究室を主人公とする「組織と群像の知られざる物語」である。
南西諸島の農業生産者の暮らしを劇的に変えた新農業機械の開発、徳之島支場の底力を見せ付けた巨大プロジェクト…。作物研究室は研究者の英知を駆使し、個人の力量を“チームワーク”という形で開花させてきた。徳之島支場の農業機械開発の出来事の舞台裏には、いったいどのような人々がいたのか。成功の陰にはどのようなドラマがあり、数々の障害はいかなる秘策で乗り越えられたのだろうか。
このHPでは、農業機械開発の研究者たちの「挑戦と変革の物語」を描くことで、今、再び、新たなチャレンジを迫られている21世紀の農業生産の効率化,食の安全に向け「挑戦への勇気」を伝えたいと考えている。
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■サトウキビの未利用資源を再活用せよ |
かつて,サトウキビの葉の部分(梢頭部,しょうとうぶ)は,牛の飼料として利用されてきた。 しかしサトウキビのハーベスタの普及によりサトウキビの葉はゴミとして畑にぶちまけられることになった。
畜産農家はサトウキビの葉が手に入らなくなったため,サトウキビ畑をエサの飼料畑に変えた。しかし冬の期間は,飼料の収量がなく、サトウキビの栽培面積も減少した。サトウキビ葉を個別に取り除く機械の開発が求められていた。
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■南西諸島のバレイショ(じゃがいも)の土を落とせ 激闘重粘土壌に挑んだ男たち |
鹿児島県の徳之島、沖永良部のミネラルたっぷりの赤土で栽培されるバレイショ(じゃがいも)は、春の2月から4月にかけて出荷される。この時期、雨がおおく粘る赤土をいもから落とす作業は大変な重労働である。土落とし作業の機械化はことごとく失敗していた。新たに立ち向かうチームの運命は。
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