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徳之島の鍾乳洞 銀河洞
水が鍾乳洞の中に溢れていると聞いていた2本目の鍾乳洞に到着。さて今回の鍾乳洞はどんな所なんでしょうか。徳之島には昔,観光化されていた鍾乳洞が2本ありました。そのうちの1つが伊仙町の堆肥センター近くの銀竜洞。銀竜洞は,今は電気などありませんが,ライトさえあれば普通の靴でも入れるそうです。
 その近くにある銀河洞に今回はチャレンジ。


■2本目
銀河洞
全長約700m
道路脇の入口? 先の暗いところが鍾乳洞の入口
道路脇の草むらから鍾乳洞の入り口を目指す。ハブの危険がないように
草むらをたたきながら進みました。しかし,この道も事前に瀬川氏が草刈り
をして道を作っていたとのことでした。


入口付近は広い 本当は真っ暗闇
鍾乳洞の中は真っ暗ですが,6人のヘッドランプと雰囲気であまり暗く
感じません。しかしライトを消すと自分の手さえ見えません。
雨靴で入りましたが,入り口からすぐの場所で胸まで浸かって歩かないと
いけない所があり,みんな水没。濡れるためカメラの画像はなし。

胸まで水に浸かりました 濡れたけど寒くはない
12月目前ですが鍾乳洞の中は風がないためか,濡れても寒くなりません
でした。徳之島はもともと暖かいんですが。

ガイドの瀬川氏から,鍾乳洞石の呼び名や成り立ちを教わりました。


狭い所を通過 洞の中で休憩
前日までの雨で水没しているところがあり,引き返そうかと思案していた
ところ,上部に抜けられそうな穴があることがわかりチャレンジ。
本当に小さい穴で体を引きずりながら脱出。抜けなくなるかと思った。

洞の中の広いところ 出口が近いのでもやが発生
広いところ,頭を打つような狭い所など,観光化されていない鍾乳洞ならで
はの景色。鍾乳石も折られることなくきれいです。

出口で記念撮影

出口で記念撮影を済ませた後に,恐怖は突然訪れた
ハブ発見 真ん中のシマシマのやつ
鍾乳洞の入口,出口にはハブがいることが多いと聞いていた。
瀬川氏が「ハブがいるかもね」と話をしながら,登ろうとした瞬間,タマリ隊員が「ハブだー,そこー」
と叫びました。みなんな「またまた,そんな冗談を」と思いながら指さしている先に目をやるとシマシ
マのドグロを巻いているものを発見。「うひゃ」と全員逃げ腰になりました。
しかし,恐怖はそれだけでは終わらなかった。


ハブを素手で生捕りにする瀬川氏 ハブを引っ張って気絶させました
瀬川氏が,長い竹を拾いハブを追い払うのだと思った次の瞬間,瀬川氏は
素手でハブの首根っこを捕まえていました。竹は動かないように押さえるた
めの物でした。それを見た隊員一同は「すごすぎる」と絶句。
 逃げようとバタバタするハブのしっぽを掴んで2〜3回強く引っ張ると,骨が
外れたのか気絶してしまいました。それを,うれしそうにみて「さわってみる」
と隊員にハブを手渡そうとしましたが,皆触ろうとしませんでした。
自分も蛇は平気な方ですが,気絶しているとはいえ,掴む気にはなりません
でした。


気絶したハブを持つ瀬川氏
すっかりハブの話になっていますので,話題を鍾乳洞に戻します。今回,観光化されていない鍾乳洞に始めていきましたが,楽しかったです。非日常的な空間であり,誰しもが体験できないことが楽しみの大きな要因ではないでしょうか。(瀬川氏がいないと体験不能)